4月15日(火)カズレーザーと学ぶで『口臭が3倍に!?歯周病菌を増殖させる黒幕菌』
新生活が始まると、体のトラブルが気になる季節です。
特に口臭に悩む人が多いのではないでしょうか。
東北大学大学院歯学研究科教授の菅野太郎先生によると、口臭の原因は歯周病菌の増殖にあるそうです。
日本では口臭が最も気になる健康問題の一つであり、特に女性はホルモンバランスの影響で歯周病菌が増えやすいとのことです。
女性は思春期、妊娠出産期、更年期にホルモンバランスが崩れることで、歯周病菌が増殖しやすくなります。
これにより、口臭が強くなるリスクが高まります。
口臭の原因となる歯周病菌の代表としてP.g.菌、T.f.菌、T.d.菌という3つの細菌がこれまで多く研究されてきた。
これまでは中程度のリスクとして注目されてこなかったが近年、この3種類の細菌以外に注目を集めだした細菌がいます。
それが、黒幕として紹介されたF.n.菌(フソバクテリウム・ヌクレアタム菌)です。
F.n.菌には2つの働きがあります。
1つ目は歯周病を代表する3つの菌(P.g.菌、T.f.菌、T.d.菌)が苦手とする酸素から菌たちを守りながら増殖させる働きがあります。
もう1つは、F.n.菌は口臭の原因物質であるメチルメルカプタンを多く作り出します。
これにより、口臭が3倍に増加するのです。
さらに、F.n.菌はバイオフィルムを形成し、抗菌剤が浸透しにくくなるため、歯周病菌の増殖を防ぐのが難しくなります。
弊社では歯周病を代表する3つの菌(P.g.菌、T.f.菌、T.d.菌)に加え、F.n.菌も検査することができますので、口臭ケアやお口の状態を調べてみたいとご関心が御座いましたら、お問合せ頂けますと幸いです。